人形劇団ひぽぽたあむ
「チップとチョコ」を開催しました。
子ども席、だっこ席、いす席、
と座席の配置や座り方は
ひぽぽたあむ式と言って
いいのではないでしょうか。
準備の合間合間に代表の
永野むつみさんと交わす会話から、
小さな人たちのアートの世界が
ここから始まるんだな、
と感じながらの会場作りの時間でした。
《アートで始まりアートで終わる》
むつみさんの言葉通り、
始まりの瞬間から子どもたちが
人形劇の世界にスッとはいっていくのが
空気で感じました。
ほんのちょっとした仕草や声や音の数々に
敏感に反応する子どもたち。
《小さな人たちが感じる心は
大人よりも勝っている》
本当にその通り!
驚くほどに観て聴いて感じて、
そして表現していました。
「あそこに行けるの?」
「みてーみてー」
「ほどいちゃうの?」
「おもちゃじゃないの?」
(パンプディングが出てきて)「わぁ~!」
いろんな気持ちが声となり
動きとなって表に出ていました。
集中が切れたとか、途中で飽きた、
と思いがちな大きな人たち。
小さな人たちは
存分に感じて表現しているんです。
それを理解して邪魔しないように見守り、
ご自身も鑑賞を楽しんでいる親御さんが
たくさんいらっしゃって嬉しかったです。
終演後は、たった今観ていた人形劇の
裏側を見せてくれる
バックヤードツアーでした。
観た世界のままでいてほしいから
小さな人たちに裏側を見せることは
絶対しなかったひぽぽたあむさん。
色んな制約を受け育っている
子どもたちの色々な不足を
少しでも取り戻せるんじゃないか、
という思いでバックヤードを見せていると
むつみさんが話していました。
正直、見るだけと思っていたスタッフはビックリ!
小さな人たちを放ち、
好きなだけ気の向くままに、
人形も小道具も全て触れることができるんです。
「明日も公演あるんだけどね」と笑い、
「壊しちゃったら劇団に入ってもらいます」
と笑うむつみさんと
演者の皆さんの本気度に驚きました。
この場面でも数々の物語があって、
全てをお伝えしたいほど、
そこにいる小さな人たち自身が
感じ表現する姿は本当に感動的でした。
《今こそ、芸術を人育ちに》
心からそう思える鑑賞会でした。
小さな人たちが持っている
計り知れない力を信じられる一日でした。
人形劇団ひぽぽたあむさん、
ありがとうございました!
たっぷり感じています
みてーと周りの人に伝えていた小さな人
このシーンで心と体がいちごにまっしぐら!
人形劇団ひぽぽたあむの皆さん
ライブスタッフで記念写真(2st)
やっと持てた鳥さん
自分のタイミングがあるんです
自分も同じようにやってみたい
幕の開け閉めをずっとやっていました
幕の開け閉め人気
観ていた舞台ががらんと開いてそこから入るなんて!
遊びは伝染しますね
機械もそのまま
意外とここには触れないのです
出演していた人形に触れる
大きな人たちへたくさん伝えてくださったむつみさん
ライブスタッフ・もぎり復活!
初めてのプレゼント渡しでした
手作りのプレゼント袋がかわいい
会員の中学生女の子が描いてくれたイラスト付きアンケート
この座席がよかった!
投げキッスを飛ばして手を振るむつみさん