里山 秋を感じよう!わくわく生き物観察

今回もNpo富里のホタルさんの協力で
たくさんの子どもたちが里山を満喫しました!
10月に入って、急に寒くなる日が増え、
里山の生き物たちは果たして見つかるのか?
そんな心配をよそに今日もたくさんの
生き物を見つけられました。
前回、好評だった
「稲わらに寝転んでみよう!」
特別なことはありません。
ただ10分間、稲わらの上で寝転ぶだけ。
稲わらは保温作用があるのです。
発酵するときに熱を発するそう。
昔の人々は布団として稲わらを使っていたそうです。
静かに目を閉じて寝転んでいると、
「里山の音」が聞こえてきます。
風が吹いて木々が揺れる音。
コオロギやキリギリスの仲間の鳴き声。
子どもたちよりも、
疲れが溜まった大人が癒されていたようです。
この稲わらを敷いた雑木林は、
昔スギがたくさんあった場所。
それを切って落葉樹を植えたそうです。
落ちた葉っぱは土の栄養になり、
虫たちが葉っぱを食べる。
切った木は燃料にしたり、
しいたけのほだ木にしたり。
循環して木を育てていた昔の人と同じように、
この里山を整備しているそうです。
里山の中に飛び出した子どもたちは、
この時期に見つけることが珍しいという「オニヤンマ」、
希少生物の「ニホンアカガエル」、
小川に入って「ザリガニ」や「沢ガニ」も捕獲。
一番盛り上がっていたのは「ドジョウすくい」(笑)
小川に入って足で土を動かすと、
おもしろいようにドジョウが網に入っていました。
たくさんたくさん捕まえましたが、
この里山で捕った虫たちはまた里山に戻します。
それがこの里山のルールです。
子どもたちもちゃんとわかってくれて
名残惜しそうに返していました。
里山に来て思い切り走り回る
子どもたちを見て癒される大人たち。
人間の間にもいい循環がまわっていました。
参加された皆さま、ありがとうございました!